ワーホリのみなさん、部屋探しの情報収集をする中で、こんな言葉を見かけたことはありませんか?
スウェーデンの首都ストックホルムで部屋を探すことは難しい
さらにこんな体験談も見つかります。
渡航前から不安になるような内容ばかりで心配になってきます。笑
「ストックホルムの住宅不足は深刻」「部屋探しはホントに苦労する」
「現地のスウェーデン人でさえ、都市部で部屋を見つけることは難しい」
筆者が個人的に調べたところ、部屋探しが難しいとされる理由は都市部の慢性的な住宅不足のせいで、物件の空きがなく、競争率が高いからだそうです。
しかし、ワーホリの人の多くは滞在先をストックホルムにします。
果たしてこれはホントに真実なのでしょうか。
その答えとストックホルムで部屋の契約ができる確率を筆者の実体験から導き出したいと思います!!
結論はストックホルムの郊外であれば、部屋の契約ができる確率は100%でした。
おもしろいことに、ストックホルム都市部で部屋の契約ができる確率は黒ひげ危機一髪が飛び出す確率と同じだった。
ストックホルムで部屋探しはホントに難関!?
実体験から言ってしまえば、ストックホルムの都市部で部屋の契約をすることはもちろん、物件見学することすら難しかったです。
冒頭にも書いたように、スウェーデンでは物件の見学希望者が多い(競争率が高い)ので、圧倒的な貸し手市場となっています。笑
契約に至るまでに、選考があることから、いかに競争率が高いかわかると思います。
基本的には、以下の流れで選考があります。まるで就活です!
- Webサイトなどを通して連絡をする
- 家主が興味ある人に返信する
- 希望者が多い場合は面談をする
- ビデオコールなどで内覧する(面談を含めて同時にやるパターンも多い)
- 希望する場合は直接内覧する
- 双方合意の上で契約する
※契約は早いモノ勝ちになります。
日本のように見学してから即契約とはいかず、スウェーデンではここまで必要な場合があります。笑
ちょっとびっくりするかもしれませんが、思った以上に大変なんですね……
しかし、郊外であればこのプロセスは省略されて、見学してから即契約できるパターンが多い。
さっそく、実体験から答えと確立を導きだしていく。
都市部で部屋の契約ができる確率 7.69%
筆者の実体験になりますが、まずはストックホルムの都市部で部屋の契約ができる確率から!!
黒ひげ危機一髪が飛び出す確率 7.7%とほぼ同じという結果になりました。
都市部で契約できる確率 7.69%
- 連絡した件数 13件
- 返信があった件数 5件
- 返信がなかった件数 1件
- 未読の件数 4件
- お断りされた件数 3件
- 面談・見学できた件数 2件(1件は契約できず)
- 契約できた件数 1件(面談した1件が契約に至る)
※確率の内訳 1 ÷ 13 = 0.0769 / 0.0769 x 100 = 7.69
都市部の近くで部屋の契約ができる確率 6.66%
お次は、ストックホルム都市部の近く(ストックホルム中央駅から地下鉄で15分程度)で部屋の契約ができる確率!
都市部と郊外の中間距離のエリアでしたが、都市部より確率が低い結果に…
都市部の近くで契約できる確率 6.66%
- 連絡した件数 15件
- 返信があった件数 2件
- 返信がなかった件数 2件
- 未読の件数 4件
- お断りされた件数 7件
- 面談・見学できた件数 1件
- 契約できた件数 0件(お断り)
※筆者次第で契約できたが、お断りしたので件数を1と仮定
※確率の内訳 1 ÷ 15 = 0.0666 / 0.0666 x 100 = 6.66
郊外で部屋の契約ができる確率 100%
最後は郊外(ストックホルム中央駅から地下鉄で30分以上)で部屋の契約ができる確率になります!
特徴的だったのは、競争率が下がるためか、家主からオファーも数件ありました。
※オファーとは家主から貸し手に家賃・部屋の提示をしてくること
郊外で部屋の契約ができる確率 100%
- 連絡した件数 3件
- 返信があった件数 3件
- 返信がなかった件数 0件
- 未読の件数 0件
- お断りされた件数 0件
- オファーがあった件数 2件
- 面談・見学した件数 1件(他の4件はお断り)
- 契約できた件数 0件(お断り)
※契約できた件数を5と仮定(お断りとオファーの件数)
※確率の内訳 5 ÷ 5 = 1 / 1 x 100 = 100
部屋探し時点での筆者の状況と結果
部屋探し時点での筆者の状況と結果をまとめておきます。
おそらく、ワーホリで渡航する人達はほとんど似た感じだと思います。
特に筆者が特別だったわけではないので、他の人も全く問題ありませんよ!!
- 利用したサイト Qasaのみ
- 渡航時点での知人・友人の有無 なし
- 部屋探し開始時期 ストックホルム到着後
- 部屋探しの期間 2023/8/22 ~ 2023/9/10
- 契約日 2023/9/10
- 入居日 2023/9/22
- 必要書類 パスポート・大使館からの通知文
- 契約するまでに連絡した合計件数 31件
↓
【結果】
- オファーがあった件数 2件
- 契約までに各オーナーから返信があった確率 32.25%
- 契約までに各オーナーから返信がなかった確率(未読含む) 35.48%
- 契約までに各オーナーから拒否された確率 32.25%
まず、改めて思ったのが….日本のようにちゃんと返信がないということ….😂
31件に連絡して、返信があったのはたった10件だけです。笑
さらに何の説明もなく、”拒否されました”と機械的にWebサイト上の自動メールでお断りされることもありました。
部屋探しの心構え
筆者が言いたいことは一つで心構えが重要だということです!!!
なぜなら、連絡しても返信がないパターンも多く、返信があったかと思えば、お断りメールばかりで慣れるまでは少しへこみます。
そのため、部屋探しをするにあたっての四カ条を意識しておきましょう👌
- 其乃一 とりあえず、郊外なら絶対に部屋が見つかると知っておく!
- 其乃二 部屋探しの期間を自分で線引きしておく!(1ヶ月探すなど)
- 其乃三 都市部に住みたいなら連絡できそうなとこにひたすら連絡する!
- 其乃四 期間までに都市部で見つけることができたら、都市部 or 郊外で選択する!
部屋の契約ができる確率は”黒ひげ危機一髪”!?のまとめ
さて、筆者の実体験から基に導き出された答えと部屋の契約ができる確立をまとめます。
まずは、導き出された答えから!
ストックホルムで部屋探しが難しいってホント??
ストックホルムの都市部で部屋の契約をすることは難しい。
だけど、郊外ならそうでもない。
ワーホリで来る方はここを拡大解釈しないようにしましょう!!
つまり、難しいと言われている部屋探しは立地にこだわらなければ、なんとかなります。
最後に、部屋の契約ができる確立とポイントをまとめておきます!
- 都市部の確率 7.69%
- 都市部の近くの確率 6.66%
- 郊外の確率 100%
- 都市部では契約はもちろん、見学することすら難しい(プロセスが多い)
- 郊外の場合、家主からオファーもある
- 返信率は低い
- 四カ条を意識しておく
- 最終的には必ず契約できる
黒ひげが飛び出るまで、剣を差し込んでいけば、必ず当たりが出ますよ!!
つまり、タイミングの問題です😁😁
この記事を読んで、少しでも楽観的になってもらえたら幸いです!
部屋探しの方法と筆者が実際に借りた部屋の記事を知りたい人はこちらから。
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