国が違えば通貨が違う。そして、支払い方法が異なります!!
スウェーデンでは現金払いは一般的ではなく、完全なカード or 電子決済システム社会です。
現地人はSwishという電子決済システム を利用しますが、登録するにはパーソナルナンバーが必須なため、ワーホリの人は利用できません。
その場合、支払い方法はカードがメインになりますが、日本のクレジットカードを利用すると手数料(為替手数料・カード会社による独自レートの採用)が発生してしまいます。
日々の生活でかさむ手数料を抑えるためにおすすめしたいカードが2つあります。
それがWise & Revolut(キャッシュレス決済)です!!
銀行口座が開設されるまでは、買い物でずっと使ってた。
それと、海外旅行でも大活躍。
Wise & Revolutの詳細
簡単にWiseとRevolutの説明をしておきますね。
2社ともイギリスに本部を置く、FinTech(フィンテック)企業になります。
FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を融合させたモノのこと。
アプリ内で素早く・手軽に・少額の手数料で国際送金や外貨通貨への両替ができることが最大の利点であり、特徴と言えるかもしれません。
渡航前にどちらかのカードを発行しておくことがベストです!!
Wise & Revolutのカードを発行するメリット
カードを発行すると資金管理と支払いが格段に便利になります。
主なメリットは以下になります。
- 最小限の手数料のみ
- 残高・支払い履歴などを一括管理
- スピーディーな送金
- アプリ内で楽々チャージ
- アプリ内で国際通貨の両替
- 残高からATMで現地通貨の引き出し
日々の暮らしで大活躍すること間違いなしですよ!!
支払いをWise・Revolutに切り替えてからは、日本のクレジットカードは一切使っていません!
実は筆者は渡航前にこの情報を知らなかったので、高い手数料を払い続けていました。
そして、スウェーデン到着してから、10日後にカードを発行しました😂
カードの発行とチャージするまでの流れ
ここではWiseを例にカードの発行とチャージするまでの流れを解説します。
カードの発行・利用方法などはほぼ同じですよ!!
大まかな流れは以下になります。
- 必要書類を用意する
- Wiseのアプリをダウンロードする
- カード発行のために登録する
- Wiseアプリから資金をチャージする
必要書類を用意する
申請するために必要な書類は以下になります。
日本滞在時点で発行できればベストですが、できない場合は必要書類を持参しましょう。
【必要書類】
- Wiseのアプリ
- マイナンバーカード(原本)
- 日本の免許証(原本)&マイナンバーの通知カード
※2.がない場合、3.の2点が必要
注意点
必要書類を揃えてしまえば、画面に沿って登録するだけなので簡単です!!
ただし、本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証)はいずれも原本が必須となります。
実は写真撮影中に本人確認書類を枠に収める画面があるため、転送写真などでは審査に通りません。
Wiseのアプリをダウンロードする
必要書類を揃えたら、Wiseのアプリをダウンロードしましょう。
同じタイミングでRevolutもダウンロードしておきましょう。
カード発行のために登録する
登録は画面に沿って個人情報の入力をしていきます。
加えて、毎回のログインで使用するメールアドレス・パスワードを決めます。
その後、本人確認が済んだらバーチャルカードを発行することができますよ!!
カードを発行したら、スマホに紐づけをしましょう!!
- iphoneでApple Payに追加する
- AndroidでGoogle Payに追加する
ちなみに、バーチャルカードではなく、現物のカードが欲しい人は注文することができます。
カード発行手数料は1,200円です。
現物があれば、各国のATMで現地通貨を引き出す際に便利になる。
バーチャルカードだと通信エラーになることがたまにあるから注意が必要。
Wiseアプリで資金をチャージする
登録完了後、バーチャルカードを発行したら、次は資金をチャージしましょう。
主に3つの方法で資金をチャージできます。
- 銀行振込
- デビットカード
- クレジットカード(日本国外からは不可)
ちなみに、チャージするを選択すると以下のような画面が表示されます。
それでは順に解説をしていきますね!!
※上記画面はJPY入金 → SEK受取の手数料
銀行振込(インターネットバンキング or 本人名義で親族に頼む)
仮に家族に銀行の通帳やキャッシュカードを預けている場合は親族に頼むことも可能です。
しかし、毎回、足を運んでもらうのも少し気が引けるかもしれません。
そのため、各銀行のWebサイトからインターネットバンキングによる振込がおすすめ!!
ちなみに、筆者のよくやっていたチャージ方法は以下の流れでした。
一例としてご参考にしてください!
【筆者のケース】
- 三菱UFJ銀行を利用
- 三菱UFJかんたん手続アプリを開く
- インターネットバンキングで振込
- 日本にあるワンタイムパスワードカードで親にパスワードを表示してもらう
- 表示されたパスワードをそのまま教えてもらう。
※スマホに日本の電話番号なければ、ワンタイムパスワードカードが必須
海外からインターネットバンキングで送金を完了させるには、日本にいる家族にワンタイムパスワードカード(下記の写真)に表示される番号を教えてもらう必要がありました。
すでにスウェーデンで生活を開始していて、このカードを持っていない場合は、親族に銀行口座振込をお願いするしかありません。
デビットカード
この方法が一番スピーディーで楽なチャージ方法になります。
しかし、銀行口座振込をに比べて手数料は高めです😂
上記写真(入金方法の選択)は約14万円をチャージする場合の手数料が表示されています。
手数料は約6倍の違いがありました。
- 銀行振込を選択した手数料 904円
- デビットカードを選択した手数料 5,673円
クレジットカード
選択することができませんでした。
どうやら、不可のようです。笑
少しの差で受取額が変わる!?
Wiseアプリを観察していると気が付いたコトがあります。
上記の写真(入金方法の選択)に表示されている、デビットカードの手数料を数千円抑える方法があります!!
筆者はいつもJPY入金 → SEK受取を選択していましたが…
【受取額が変わる】
- 受取の通貨をSEKではなく、JPYにする(× JPY → SEK / 〇 JPY → JPY)
- JPYで受取後、Wiseのアプリ内で両替をする(JPY → SEK)
※異なる通貨で入金する手数料に比べて、アプリ内の両替手数料が割安!
この場合、日本円で約14万円チャージすると1,500円程度の節約になります。
筆者はチャージするたびに、1,500円程度の損をしていました。笑
Wiseのまとめ
WiseあるいはRevolutのバーチャルカードを発行すれば、高い手数料ともおさらばです!!
そして、スウェーデン生活の日々の買い物、家賃の支払いなどで大活躍します。
最後にポイントをまとめておきます!
- 渡航前に発行がベスト
- アプリ内で資金チャージ・送金・両替・使用履歴を管理できる
- クレジットカードに比べて手数料が低い
- 本人確認書類は原本
- 現物のカードもあれば安心
- 資金チャージは銀行振込が一番手数料を抑えることができる
- 同一通貨でチャージ後、アプリ内で両替することで節約できる
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