スウェーデンにも日本と同じく、公共交通機関で利用できる交通系ICカードが存在します。
それを現地ではSLカード(現地版Suica)と呼びます!!
パッと見た感じはポケモンカードみたいです。笑
1枚あれば気軽に全ての公共交通機関が利用できるようになるので、早い段階で購入することをおすすめします!!
この記事では購入方法 & 使い方を徹底解説します。
とても簡単なので、この記事を読み終わる頃にはマスターできますよ!!
ワーキングホリデー・旅行者の人はぜひ、手に入れておきたい1枚です👍
スウェーデンの交通系ICカード
SLカードを1枚保有すれば、全ての公共交通機関で利用できます。
乗り物は以下の4種類です。
- 地下鉄
- トラム(路面電車)
- バス
- フェリー
※ストックホルム市内 ~ 空港のバス・地下鉄は除く
※ストックホルム市内 ~ 市外は除く(ウプスラなど)
ここでは、ストックホルム市内なら全て使えると覚えておけばOK!!
余談ですが、SJ(鉄道)ではSLカードを利用することはできません。
SJはストックホルム市外あるいは国外を結んでおり、長距離移動がメインです。
例えるなら、JRや新幹線のような役割かもな。
ただ、スピードは速くない。
SLカードの詳細(購入方法・料金・使い方)
SLカードの詳細を以下にまとめました。(購入方法・料金・使用方法)
順番に解説をしていきます!!
ちなみに、数日だけの滞在でSLカードが不要な人もいるかもしれません。
その場合、使い捨ての各駅の窓口で紙のチケットを購入することもできますよ。
紙のチケットならQRコードを改札で読み込ませるだけ!!
その場合、購入時点で有効期限がスタートすることに注意しましょう。
購入方法
まずは、カードの購入方法から!!
一番手っ取り早いのは、アーランダ国際空港でSIMカードと同時に購入することです。
【購入方法】
- 購入場所 駅の窓口 or コンビニ
- 支払い方法 クレジットカード
※コンビニで購入する場合、現金OK
※無人駅・一部コンビニでは購入不可
すでに市内に滞在しているなら、ストックホルム中央駅 or 近くのコンビニで購入がおすすめ。
料金
料金は大きく分けると2パターンあります。
シングルチケット(1枚)の単発 or 日数による固定料金
【料金】
チケット各種 | 料金 |
シングルチケット(75分有効) | SEK 42 |
24 hours (1day) | SEK 175 |
72 hours (3days) | SEK 350 |
7 days | SEK 455 |
30 days | SEK 1,020 |
シングルチケットは1枚から購入可能で、希望する枚数でOK!
仮に1日で5回以上、公共交通機関を利用する場合は “24hours” を購入するのがお得です。
改札にタッチしてから有効期限がスタートする。
購入時点じゃないから、安心してくれ。
使用方法
最後にSLカードの使用方法を解説します!
【使用方法】
- 駅窓口 or コンビニでSLカードを購入
- SLカードに希望のチケットをチャージ
- 改札入口でSLカードをタッチ
- 改札出口で通り抜け(タッチ不要)
- SLカードを管理
駅窓口 or コンビニでSLカードを購入
まずは、駅窓口 or コンビニでSLカードを購入する。
スウェーデンでは、基本的にカード払いですが、コンビニなら現金支払いでも可能です。
SLカードに希望のチケットをチャージ
購入したSLカードに希望するチケットをチャージしてもらいましょう。
カードの購入と同時にチケットもチャージするのが楽です。
改札入口でSLカードをタッチ
改札入口でカードをタッチした瞬間から有効期限がスタートします。
タッチした後、改札入口に有効期限が表示されるので、覚えておきましょう!
改札以外では確認する方法がありません。笑
改札出口で通り抜け(タッチ不要)
改札出口ではカードのタッチは不要です。
タッチする箇所がないので、改札に近づけば自動でゲートが開く仕組みになっています。
筆者も最初は戸惑っていましたが、すぐに慣れました!!
SLカードを管理
1度購入すれば使い回すことができます。
ワーホリするなら必需品!旅行なら記念になりますよ!
SLアプリで購入したカードをリンクさせる方法
購入したSLカードはアプリでリンクさせることができます。
下記のアプリをダウンロード後、“Scan new SL card”をタップして購入したカードを撮影すれば、リンクが完了します。
アプリにカードをリンクさせるより簡単に購入・管理ができて便利になります!
【便利になるポイント】
- 乗換案内を調べることができる
- アプリ内でチケットを購入できる
- チケットの有効期限を確認できる
- アプリのQRコードで改札をタッチできる
SLアプリ内でチケットを購入(Buy app ticket)した場合、改札をタッチする前に自分でスマホの画面に表示される”Active”をタッチして有効期限をスタートさせる必要があります。
現物のSLカードはそのまま改札にタッチするだけ。
SLアプリの場合はタッチする前に自分でActiveにする必要がある。
ワーホリで滞在する場合、SLカードは生活に欠かせない必需品になります。
慣れるまでは現物のSLカードを使って、気が向いたらアプリにリンクさせてみてください!!
SLカードのまとめ
よほどの短期滞在者でなければ、1枚持っていても損はありません。
便利なだけではなく、記念にもなるので、購入してみましょう!!
購入方法 ~ 使い方まで非常にシンプルなので、すぐに慣れると思います😁
最後にポイントをまとめておきますね。
- 紙のチケット(使い捨て)も購入できる
- 現金支払いの場合はコンビニ
- 1日5回以上、利用するなら24hours
- SLカードにチケットをチャージ
- 慣れたらアプリでより便利に!
おまけ
ストックホルムの空港に到着後、多くの人がストックホルム中央駅に向かうはずですが、チケットなしでは中央駅の地下に行くことができません。
ストックホルム中央駅の地下はただの駅ではなく、まるでアートのような世界観が広がっています。
この写真は実際にストックホルム中央駅の地下を撮影したものです。
全体は洞窟のような雰囲気ですが、壁に描かれた絵はまるでアートみたいです。
駅の構内も美しいのですが、観光スポットの1つでもある地下にもぜひ、足を運んでみてください!
こちらがストックホルム中央駅の構内の写真です。
奥まで見渡せるようになっていて、非常にすっきりした構造になっていました。
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