スウェーデンに滞在中、各都市部を観光で周ったことがある筆者がマルメを紹介します。
見所が多く、先進的な印象を受ける都市でした。
スウェーデン最古の薬局・ガラス張りで先進的な図書館・オシャレなカフェなど…
魅力十分な都市ですから、訪れたら好きになること間違いなしです!!

観光するならマルメが断然おすすめ。
第3の都市マルメ

商業都市と呼ばれる第2の都市ヨーテボリ・学園都市と呼ばれる第4の都市ウプサラと比較しても、マルメは圧倒的にオシャレで先進的な印象を受けました。
そのため、観光目的なら断然おすすめになります!!
中でもスウェーデン最古の薬局であるライオン薬局と北欧デザインの図書館は必見です。
マルメ市内を散策

スウェーデン国内の移動であれば、もはや鉄道(SJ)がお決まりです。笑
ストックホルムから移動する場合、約4時間30分と少し長くなりますが頑張りましょう!
それだけの時間をかけてでも訪れる価値があると思います。

まずは軽く街を散策してみることにしました。
格式あるこの建物がマルメ市庁舎です。







ストックホルムの街並みも非常にキレイですが、このマルメの街並みも負けてないくらいキレイです。
マルメの人口は34万人くらいらしいので、ストックホルムの約1/3程度しかいません。
そのおかげで落ち着いてゆったりと素敵な世界観を味わうことができます。
マルメ中央駅





観光スポットを紹介する前にマルメ中央駅から紹介をしておきます。
どの都市部でも外観はレンガ造りでアンティークな駅がほとんどですが、このマルメの駅はレンガ造りとガラス張りの構造になっており、新旧が融合しています。
内装は都会的でありながら、温かみのあるマーケットも併設されています。
ライオン薬局

こちらが薬局の正面入り口ですが、荘厳な雰囲気で扉を開けるには少し躊躇してしまいそうです。
ですが、内部に興味がある観光目的の人も入っていますのでご安心ください!笑




少し重たい扉を開けて内部に足を踏み入れると…
とてもただの薬局とは思えないほどの光景が広がっています。
この薬局は非常に歴史が長く、1571年に創業したスウェーデン最古の薬局です。
商品などは他の店舗と遜色ありませんが、内装はまるで違います。
見るだけでも楽しいですが、非常に写真映えしますのでおすすめですよ!!
マルメ市立図書館

お城のような建物ですが、実は図書館です。
Google Mapで到着と表示された時は内心疑いました。笑

先程の外観とは打って変わって、まるでホテルの受付のような雰囲気になりました。
都会的でありながら落ち着けるようなデザインですよね。



本棚が見やすく通路が広いため、余裕が生まれるのが良いですよね。
また、適度な自然光を取り入れることで室内が明るくなっています。


雑誌などが置いてあるスペースはカフェのようにくつろげる空間になっています。
目的ごとにインテリアまで合わせているところがさすがです!!


勉強スペースももちろん用意されていました。
このスペースだけ切り取ると一般公開されている宮殿と変わりないように思えます。笑
それくらいキレイで芸術的なデザインです。




螺旋階段のように上りながら美しい北欧デザインを楽しむことができます。
住宅だけではなく、図書館のデザインに採用されるほど木目調のナチュラル x 白の組み合わせが浸透しています。




同じ図書館内に全体がガラス張りになっているスペースが存在します。
天井が高く広々としたスペースは開放的で非日常感があります。
また、ガラス越しに見えるグリーンもキレイで癒されます。


図書館の散策が終わって外に出てみると、お城のような建物とは別の建物がありました。
通路で繋がっており、石造りにガラス張りで別棟のようになっていました。
パッと見は全く別の施設に見えたのでビックリでした。笑
カフェ


カフェ巡りは観光の楽しみの一つでもありますよね。
事前に目星をつけておく・散策中に気になったら立ち寄ってみる・有名店に行ってみる…
同じカフェ巡りでも楽しみ方って人それぞれですよね!

天気が良かったので、テラス席で楽しむことにしました。
ですが一点注意してほしい事があります。笑
席に料理を置いて離れると鳩が寄ってくる可能性があるので、やめておくことをおすすめします!!

ローカルサイトでおすすめされていたカフェに寄ってみた。




このカフェもローカルサイトで紹介されていたので立ち寄ってみました。
縦の長椅子にサイドテーブルが設置されているカフェバーのような感じでした。
フォルムデザインセンター




小さい施設ですが、おそらく多くの人が関心を寄せるであろうデザインに関する資料の展示や作品が展示してありました。
筆者が訪れた時は、カラフルな糸を組み合わせた作品が展示されていました。
細くて無数にある糸を自分が表現したい形に落とし込むってなんだかすごいですよね。
まだまだ知らないだけでアートの形ってほんとに様々なんだなーって考えさせられました!
ターニング・トルソ

マルメ市街地から徒歩で30分くらい離れた場所にあります。
整備されたキレイな道路を歩くのも楽しいですが、そこまで歩きたくない人は電動キックスクーターや自転車のレンタルをオススメします。



天に向かってタワーが捩れているのがわかりますよね。
どうやらスペイン人の方が設計したそうで、女性の体の捻りからヒントを得たそうです。
言われてみれば、たしかに人が捻れたように見えるかも!?笑
ちなみにこのビルはオフィスや住居として利用されているそうです。

タワー全体の姿がこちらになります。
ここまで捻れている建物って珍しいですよね!!
放っておくと今にも倒れてしまうんじゃないかと思ってしまいそうです。笑



ターニング・トルソのすぐ側に港エリアがあります。
ベンチもあり、遮る物がないため景色がキレイです。

Google Mapを見てもわかる通り、マルメの向こう側にはデンマークの首都であるコペンハーゲンがあります。
しかも、うっすらですがそれっぽい街のビル群が見えるんです。
マルメから電車で1時間もかからずにコペンハーゲンに行くことができるんですね!
CHOKLADFABRIK

スウェーデンで最も有名なチョコレートと言っても過言ではないかもしれません。
このチョコレートショップの拠点はマルメになります。
ストックホルムにもいくつか支店がありますが、せっかくマルメに来たなら本場にも行ってみたくなりませんか。



店内はとてもキレイでかわいらしい印象を受けました。
また、カラーバリエーション豊富な商品が美しく陳列されているので見ているだけで楽しくなります。
ストックホルムの支店では見かけませんでしたが、ここではアイスクリームが販売されていました。

迷った末に他の支店では試すことができないかもしれないアイスを選択しました。笑
店内で飲食することはできませんが、外にはベンチがありますよ!
さりげなくチョコレートが添えてあるところも嬉しいですね。
日帰りでも十分に観光を楽しめる

筆者はストックホルムから出発して、日帰りでマルメを観光しました。
5時半頃に出発して、10時前に到着しましたが十分に満喫することができました。
荷物も最低限でリュックを背負って散策をしていました。
仮にゆったり散策したい場合は1泊してもいいと思いますし、コペンハーゲンと併せて観光したい場合は宿泊日数を増やすことをおすすめします。
第3の都市マルメを日帰りで楽しむ!!のまとめ

今回は第3の都市マルメを紹介しました。
個人的にはヨーテボリ・ウプサラよりも観光には適していると感じました。
先進的なデザインの建築物・整備された街並み・オシャレな街並みなどなど…
ストックホルムから少し距離はありますが、行ってみるだけの価値は十分にあります!!
ぜひ、スウェーデン滞在中に各都市部を巡ってみてくださいね!!

マルメ観光もスウェーデン滞在中にやりたい20のことの1つだった。
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