スウェーデンのワーホリビザの期限が迫る中、予想外なことに職場から “就労ビザのオファー” をもらいました。
打診を受けた時、少し悩みましたが…申請することにしました!!
ですが、就労ビザとなれば一筋縄ではいきません。笑

ん?どうして?

手間・時間・お金がかかるから。それに、審査結果が出るまでに1年とも言われてる…
それだけでもかなり長いですが、筆者は申請が完了するまでに約2ヶ月半かかりました…
現時点では、イミグレの審査結果を待っている状況です!!
今後、就労ビザを申請する人のために、申請方法とその流れを体験談から徹底解説します!
少しでも参考になれば幸いです。

人生何があるかわからない。あなたもいつか申請することになるかも!?
スウェーデンの就労ビザの申請方法と流れ

前提として、ワーホリビザの保有者が就労ビザを申請する場合、日本に帰国する必要があります。
そして、ビザの結果が出るまでの間、基本的には日本で待機する必要があるそうです。
そのため、ワーホリ生活終了後(2024/8/24)、日本へ帰国しました。
海外旅行などがしたい場合、移民庁に問い合わせてみましょう。

デジタルパスポート提出までに約2ヶ月半かかった。
雇用主が必要書類を提出

スウェーデンで就労ビザを申請する場合、まずは雇用主がイミグレに申請をします。
この時点で、代理人(弁護士)を雇って申請を進めることが一般的なようです。
そして、書類を集めて即申請とはいかず、その前に2つのステップが存在します。

このステップは雇用主側が進めるので、あまり気にする必要はありません。
ですが、ここで約1ヶ月待つことになるので、待ち時間の理由を知っておきましょう!!
求人広告の掲載
まずは、これらのエリア(EU・EEA・スイス)で10日間、求人広告を掲載する必要があります。
この日数が経過次第、次のステップに移行できます。
雇用声明
労働組合に雇用声明を要求して、書類をもらう必要があるそうです。
声明書をもらうまでの猶予は30日間とされています。
ですが、労働組合が14日以内に声明を出さなければ、手続きを進めることが可能なようです。
必要書類の準備

筆者の場合、前述した2つのステップで1ヶ月、必要書類が準備されるまでにさらに1ヶ月必要でした!!
必要書類についても、雇用主が準備してくれるので問題ありません。
契約内容・福利厚生に関わることが含まれていますので、簡単に説明をしておきます。
雇用契約

雇われる身としては嬉しいことで、月給は最低でも中央値の “80%“ と決まっています。
定期的に見直しをされますが、2025年3月13日時点であれば、”SEK 28,480/月” です。
日本円に換算すれば、月給は “418,086円” です。
また、筆者の場合ですが、週休2日・週40時間勤務・バカンス休暇25日という契約内容でした。
*参考レート Wise 1 SEK = 14.68円(2025/3/13時点)

この給料だと、ちゃんと貯金もできるの?

筆者の体験談から話をすれば、毎月15万円 〜 20万円の貯金ができる。
各種社会保険

生命保険以外は、日本の条件と変わらないと言えると思います。
筆者の場合、スウェーデン主要銀行のSEBで加入されていました。
申請者が必要書類を提出

前述した通り、先に雇用主がイミグレに申請を済ませます。
その後、イミグレから就労ビザ申請に関する案内メールを受信しますので、続いてビザ申請者本人が必要書類を提出します。
筆者のように、代理人を立てる場合、弁護士が必要書類の提出(申請)をします。

申請料は必要だったりする?

無料だった。だけど、現時点(2025/3/13時点)では、イミグレの公式サイトに無料とは記載されてなかった。
イミグレ公式サイトのアカウントにログインが必須
アカウントにログインできなければ、必要書類の提出(申請)を完了させることができません。
そのため、登録されている電話番号のSIMカードが必要になります。
仮に、そのSIMカードを持っていない場合、登録されている電話番号を変更しなければなりません。
イミグレのアカウントに登録されている電話番号を変更する方法は、こちらの記事で解説しています!

ちなみに、Comviqの電話番号は最後にチャージした日から1年間有効!
デジタルパスポート提出

必要書類を提出した翌日、イミグレから “申請を受け付けた” とメールがありました。
そのメールには、デジタルパスポートの提出で使用するアプリのリンクも添付されています。
参照のため、全く同じアプリを下記に貼っておきます。
スマホでパスポートの写真と案内に従って自撮りを完了させたら、提出できるようになります。
提出後、イミグレから提出完了の自動メールを受信します。


ワーホリビザの申請で使用したアプリと同じだよ!
ケースワーカーの連絡を待つ

イミグレから受信した自動メールの内容は以下でした。
「追加で必要な書類がある場合・ケースワーカーが審査を開始した場合、追って連絡する」
そのため、連絡があるまでひたすら待つことになります。笑

最新情報を確認しましたが、処理されたケースが少ないため目安が表示されていませんでした…
参考にする情報が全くないため、イミグレに問い合わせをしましたが、 “ケースによってビザが下りるまでの時間が異なるから回答できない” とのことでした。笑
とにかく待つしかありません…

デジタルパスポート提出後、約5ヶ月経ったけど、未だ連絡はない。
書類が郵送されるまで待機

書類(申請結果)の受取先は、スウェーデンの住所 or 日本のスウェーデン大使館を選択できます。
ワーホリの場合、日本へ帰国する必要がありますので、大使館の一択になると思います。
就労ビザの申請時に記載した日本の住所宛に、大使館から書類(申請結果)が郵送されます。
ドキドキの審査結果

審査結果は書面で回答されますから、到着するまでドキドキですよね!!
しかも、サービス業全般に限っては、ビザの結果は不透明だそうです…
筆者は、レストランのスタッフとして申請していますので、結果はどうなるかわかりません。笑
こればっかりは、運命に委ねるしかありませんね。

時間・手間・お金をかけてさえ、結果は約束されていないの〜。

申請完了までに2ヶ月半、弁護士費用に約11万だった。笑
スウェーデンの就労ビザの申請方法と流れのまとめ

改めて時系列で見直してみても、時間と手間は結構かかります。
実際は、弁護士と雇用主が働いてくれたので、筆者は待つだけでしたが…笑
それでも、弁護士費用は安くないですし、審査結果が出る時期も不透明で時間がかかります。
例えビザが下りなかったとしても、しょうがないと受け入れることも必要になるかもしれません。
最終的には、どうなるか誰にもわかりません。
ですが、申請したい場合は、上記内容を考慮した上で進めていってください!!
運はあなたに味方するかもしれませんよ。
最後にポイントをまとめておきます!!


進捗があれば、随時、加筆・修正をしていく!
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