スウェーデンにワーホリで滞在中、職場からオファーがあり、就労ビザを申請することになりました。
就労ビザの審査結果が出るまでに必要な時間は約1年と言われています。
それは申請が完了してからの期間であって、申請するまでにも時間がかかりました。笑
申請が完了するまでに約2ヶ月半かかっています…
筆者は最終的に申請は完了しており、現在はスウェーデン移民庁から審査結果が出るのを待っている状況です！！
今後、就労ビザを申請する人のために参考になれば幸いです。
人生何があるかわからない。あなたもいつか申請することになるかも。
スウェーデンで就労ビザを申請する方法と流れ
スウェーデンに滞在しているビザの種類によっても流れや申請方法が異なるようです。
筆者の場合はワーキングホリデービザで滞在しており、職場からオファーをもらいました。
実体験を例にして申請方法と流れをまとめています。
- スウェーデンから日本へ帰国
- 雇用主が必要書類を移民庁に提出
- 移民庁から連絡あり次第、ビザ申請者が必要書類を移民庁に提出
- デジタルパスポートを提出
- ケースワーカーからの連絡を待つ
- 大使館から審査結果が郵送される
- ドキドキの審査結果
スウェーデンから日本へ帰国
2024年8月24日 スウェーデンから日本へ帰国
スウェーデンではワーキングホリデーは少数派(6ヵ国のみ)です。
ワーホリビザを就労ビザに切り替える方法を調べてもほとんど情報がありませんでした。
その他のビザの場合ですが、移民庁のWebサイトに ” すでにスウェーデンで働いていて、その企業からオファーを得た場合、働きながら申請をして結果を待つことができる” との内容を見つけたので、問い合わせをしてみました。
ワーキングホリデービザで滞在していて、すでに働いている企業からオファーをもらいました。その場合、働きながら就労ビザの申請はできますか？
ワーキングホリデービザの場合、自国に戻ってから申請をする必要があり、結果が出るまで自国で待機することになります。
ワーホリの場合、スウェーデン国内で就労ビザの申請はできず、日本へ帰国する必要があります。
加えて、結果が出るまで日本で待機する必要があります。
代理人(弁護士)に申請を依頼する場合、帰国したら到着したことを連絡しましょう！
※海外旅行などがしたい場合、移民庁に問い合わせてみましょう
雇用主が必要書類を移民庁に提出
2024年9月上旬 ビザ申請担当者が弁護士に相談
2024年9月上旬 求人広告の掲載(10日間)
2024年9月中旬 労働組合に雇用について声明を出す(14日間 ～ 30日間)
ビザ申請をするため、代理人として弁護士を雇うことになりました。(費用は約7,600 SEK)
スウェーデンの場合、企業規模・国籍・背景・職種などによって必要書類や条件が異なるため、弁護士を雇うことが一般的なようです。
スウェーデンで就労ビザの申請をする場合、必要書類を集める前に二つのステップが存在します。
これを進めるだけでも約1ヶ月かかります。笑
この二つのステップが完了すれば、必要書類の準備を始めることができます。
- 雇用契約書の発行前に各国・エリア(スウェーデン・EU/EEA・スイス)で求人広告を出す(10日間)
- 労働組合に雇用について声明を出す(手順完了まで30日間/組合が14日以内に声明を出さなければ手続きを進められる)
筆者の場合、必要書類の準備を開始してから移民庁の提出までにさらに1ヶ月かかりました！
就労ビザ申請の流れは移民庁のWebサイトでも確認できます。
2024年10月1日 弁護士にパスポートの写真とemailアドレスを提出
2024年10月2日 雇用主が発行した契約書にサイン
2024年10月10日 ビザ担当者が必要書類を弁護士に提出
2024年10月15日 弁護士よりビザ担当者が追加書類を要求される(詳細不明)
2024年10月21日 ビザ担当者が弁護士に追加書類を提出
2024年10月30日 日本の住所と電話番号を提出
2024年11月4日 弁護士が移民庁に必要書類とビザの申請書を提出
2024年11月4日 移民庁より就労ビザの申請を受けたとメールを受信
- サイン済み(雇用主・申請者)雇用契約書
- 有効なパスポート
- 健康・生命・雇用・年金をカバーする保険証明書
- ビザの申請書(雇用主・申請者の情報)
雇用契約する際、月給は賃金中央値の80％以上と定められている。ちなみに、この中央値はよく変わる。
ビザ申請者が必要書類を移民庁に提出
2024年11月6日 ビザ申請者(筆者)が移民庁のWebサイトで就労ビザの申請を済ませる
雇用主が移民庁に申請依頼をしてから、30日以内にビザ申請者が必要書類の提出を済ませる必要があります。
実際、弁護士が全て書類を用意してくれて、ビザの申請書も代理で記載してくれていました。
ちなみに、日本人のみ就労ビザの申請料は無料です！！
加えて、ここで1点だけ注意点があります。
移民庁のWebサイトにログインしなければ、申請を完了させることができません。
そして、ログインするためにはアカウント作成時に登録したメールアドレスと電話番号が必要になります。(SMSでワンタイムパスワードを受信する必要あり)
登録している電話番号(SIMカード)が有効でない場合、移民庁で電話番号を変更しなければなりません。笑
※Comviqの電話番号は最終利用から1年間は有効
移民庁のアカウント作成時に登録した電話番号を変更する方法はこちらの記事で解説しています！
デジタルパスポートを提出
2024年11月7日 デジタルパスポート提出 & 提出完了の自動メール受信
ビザ申請者(代理人 = 弁護士)が必要書類を提出後、翌日にデジタルパスポートの案内メールがありました。
メールに下記アプリのリンクがあり、スマホでパスポートの写真と自撮りを提出すればOK！
デジタルパスポートの提出が完了すれば、自動メールを受信します。
ケースワーカーからの連絡を待つ
デジタルパスポートの提出完了後、受信する自動メールの内容は以下になります。
「追加で必要な書類がある場合、ケースワーカーが審査を開始した場合、追って連絡する」
デジタルパスポートを提出してから1ヶ月経過していますが、特に連絡はありません。
筆者が就労ビザの申請を完了させた時点では、審査結果までに必要な時間の目安は12ヶ月でした。笑
大使館から審査結果が郵送される
申請結果の受取先はスウェーデンの住所 or 在スウェーデン大使館を選択できます。
ワーホリの場合、日本へ帰国する必要がありますので、大使館の一択だと思います。
大使館を選択した場合、日本の住所に書類が郵送されます。
ドキドキの審査結果
スウェーデンでは就労ビザを申請する時、業種・業界によって分類されており、飲食・サービス業はビザが下りない可能性があるそうです。
筆者は一例だけ聞いたことがありますが、レストランのスタッフとして就労ビザを申請した結果、下りなかったそうです。
筆者もレストランのスタッフとしてビザ申請していますが、結果は不透明です。笑
スウェーデンで就労ビザを申請する方法と流れのまとめ
筆者の場合、最終的に就労ビザの申請をするまでに約2ヶ月半かかりました。
2024年12月14日時点では、移民庁から追加書類の提出の連絡はありません。
改めて見直してみても、条件は結構厳しめだと思います。笑
筆者は運試しくらいに考えていることもあるので、申請することにしましたが、申請する場合は下記の内容を考慮して検討してみてくださいね！！
- 申請までに約2ヶ月半
- 申請完了後、審査結果が出るまでの目安は1年
- 弁護士費用は約7,600 SEK(約10万円)
- 就労ビザの申請料は無料
- 就労ビザの審査結果は約束されていない
進捗があれば、加筆修正をしていく
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