ここでは、レストランに応募した筆者の体験談を基に採用までの流れを解説します!!
簡単にまとめると採用されるまでに4つのステップがあります。
筆者の体験では、一番初めのステップである、採用担当者から連絡をもらうことが最も難しいと感じました。
その先は進むごとに難易度が下がっていく印象です!!
【採用までの流れ】
- レストランに応募
- 採用担当者と面接(メール・SMS・電話などで連絡あれば)
- トライアル(面接に受かれば)
- 採用
実際の面接で聞かれた質問も紹介しているので、参考にしてみてくださいね!
体験談からあなたの仕事探しのイメージに繋げられたらいいね。
採用担当者から連絡をもらえるチャンスを上げる方法は以下で解説しています。
必要書類を確認する
まず、最低限必要な書類を確認しておきましょう。
面接時に揃えて用意をしておけばOK!!
- パスポート
- 居住許可カード
- 大使館からの通知文(労働許可証)
- コーディネーションナンバー(採用後でもOK)
- CV(履歴書)
パスポート
もちろん、原本を持っていきましょう!!
居住許可カード
スウェーデン滞在を許可されたことを証明するカードです。
こちらも原本を持っていきましょう。
大使館からの通知文(労働許可証)
ビザ申請の結果として、スウェーデン大使館から通知文を受け取っているはずです。
その書類は同時に労働許可証でもあります。(労働が許可されていると記載あり)
提示だけではなく、担当者がコピーを必要とする場合は必ず印刷したモノを渡しましょう。
原本を渡してしまうと今後の申請・登録や提示が必要な場面で非常に困ります。笑
コピーする場所と方法は以下の記事を参考にしてください!!
コーディネーションナンバー
面談時に登録する義務はないそうです。
ただし、レストランの選考方法・出退勤などでコーディネーションナンバーの登録が必要な場合もあります。
最終的にはほぼ間違いなく必要になるため、早い段階で準備できるようにしておきましょう。
あるいは、面接時に入手予定日を伝えておきましょう。
CV(履歴書)
事前に渡している場合、不要かもしれません。
ただし、持参しておいて損はないでしょう!!
仕事探し 採用までの流れ
それでは、順に流れを解説していきます。
基本的には4つのステップになると思いますよ!
【採用までの流れ】
- レストランに応募
- 採用担当者と面接(メール・SMS・電話などで連絡あれば)
- トライアル(面接に受かれば)
- 採用
レストランに応募
レストランに応募する方法は以下になると思います。
応募有無に関わらず、積極的に連絡する気持ちが大事になります。笑
- Webに掲載されている求人に応募
- SNSアカウントに直接連絡
- 電話で応募有無を確認
- CV(履歴書)を直接渡す
筆者の体験談から話をすると、一番手ごたえを感じたのは “4” です。
1 ~ 3に関しては、そもそも返信がない or 相手にされない確率が高いです…
Webに掲載されている求人に応募
求人サイトで検索すればそれなりの数の応募がヒットします。
ただし、文章表現になるため、英語力と業界経験がなければ厳しそうです。
SNSアカウントに直接連絡
実際に5件程度、試したことがありますが…全てビジネスアカウント仕様でした。
既読にならず、自動返信になっています。笑
ビジネスアカウント仕様ではない場合に限り、有効な方法です。
電話で応募有無を確認
あまり有効ではなさそうです。
仮に募集していても、メールでCVを送信してくださいと言われるパターンが高そうです。
CV(履歴書)を直接渡す
レストランの場合、筆者が一番おすすめする方法です!!
理由は大きく2つ!!
- 相手にイメージを結びつけることができる
- ウェブで求人が出ていない場合が多い(大手チェーンを除く)
実際の応募者とCVの内容を同時に確かめることができるので、記憶に残りやすく、イメージが湧きやすいです!!
加えて、忙しい採用担当者(基本的にはマネージャー)にとっては時短になります。
毎日、担当者は大量のメールを受け取っています。
読んでもらえるかわからないメールの列に並ばず、CVに目を通してもらえるのは最大の利点でしょう!!
仮に相手が興味を持ってくれたら、面接・トライアルのチャンスになるかもしれませんよ!!
もちろん、その場に採用担当者はいないかもしれませんが…スタッフが好印象を受ければ、渡してくれるかもしれません。
できる限り直接、採用担当者(マネージャー)に渡しましょう!!
経験上、スウェーデンでは飛び込みでCVを渡しに行っても、仕事探してるんだなーって感覚でちゃんと受け取ってくれます!!
筆者の体験談
実際、スウェーデンで仕事探しを始めてから、一番最初にCVを渡しに行ったレストランでこんな流れになりました。
仕事探してるのか。スウェーデンの番号持ってたら教えて!え、今CV持ってるの!?マネージャーが連絡するかもしれない。ちなみにスウェーデン語は話せる?
電話番号を聞かれた瞬間、まさかの一店舗で職探し終了!?と期待をしたのですが…
スウェーデン語が話せたら連絡があったかもしれません…😁
採用担当者と面接
応募後、メール・SMS・電話などで連絡あれば面接に進むことができます!!
ここまでが大変ですが、超えればかなり前進したと言っていいと思います。
ですが、まだ油断をしてはいけません!!
筆者の体験談
ここでは、筆者の体験談を紹介します。
面接に至るまでの流れはこんな感じでした。
- 知り合いからレストランにスタッフ募集の貼り紙があると教えてもらう
- 深夜にメールで貼り紙を見て募集したと連絡する(CVも添付)
- 翌日にスタッフから面接日調整の連絡あり
- 数日待ちながら、直接訪問を検討
- 採用担当者から電話がある
- 面接日が決定する
メールでCVを添えて送った時に返信はありましたが、少し間が空きました。
最終的には4日後、採用担当者から電話がありました。
○○さんですか?CVを見て、面接したと思ったので電話しました。
ちょっと連絡が遅くなってしまいましたが….笑
面接にはいつ頃来れそうですか?
そして、迎えた面談当日…
面接の内容はこんな感じでした!!
- あなたはレストランで勤務経験がありますが、どこの国でどのポジションでしたか?
- そのポジションで経験した業務内容の詳細を教えてください。
- スウェーデンに到着後、約2ヶ月経過していますが、何をしていましたか?
- 所有しているビザの種類は何ですか?
- 1週間で勤務できる日数はどのくらいですか?
- あなたが希望する時給はいくらですか?
- 質問・疑問点はありますか?
- トライアルにはいつ来れますか?
最後にレストランについての紹介・店内の見学をしてこの日は終了でした。
この質問から筆者が伝えておきたいポイントは2つあります。
・希望する時給 → 面接前にレストランでの平均時給を確認しておきましょう。相場より高い場合、相手が採用してくれない可能性があります。(2024年11月時点 128.67 SEK/時間)
※データによって平均時給に違いがあるため、複数のサイトで比べておきましょう。
・トライアルの日 → 可能な限り近い日を選択しましょう。言ってしまえば、空いている席は早いモノ勝ちです。競争率が高いことをお忘れなく。笑
トライアル
トライアルに誘われた時が面接に合格した時と言えます。
言ってしまえば、最終試験になりますので、全力で臨みましょう!!
筆者の場合、トライアルは約3時間で指定された服装(黒のパンツ・シューズ)でやりました。
おそらく、任されることになるポジションで働いてるスタッフに教わりながらトライアルをすることになると思います。
仮に英語がわからなくても、意欲と行動をいつもの10倍にしてベストを尽くしましょう!!笑
筆者の職場では、採用担当者はいつもトライアルを担当した人から受けた人の印象・感想を確認していました。
つまり、候補が複数人いた場合、担当者からの声が一番良かった人を選んでいる可能性が高いということですね!!
実際、一日で3人トライアルを受けた時がありましたが、思った以上にテキパキしていなかったり、動作が遅かったり…笑
意欲的に全力でやっていれば、客観的に見ても必ず伝わる。
採用
トライアルを受けて、採用の連絡があった場合、次回の出勤日を決めることになると思います。
日にちが空きすぎると忘れられる or 担当者と調整するのが手間になってくるので、可能な限り早い段階で入れることを伝えましょう!!
職場で何度もトライアルを受ける人を見てきました。
そして、意欲的に素早く取り組んでいる人は、後日帰ってくるパターンが多かったです。
勤勉で働き者が多い日本人はトライアルまで到達すれば、パスできる可能性は高いと感じています。
採用までの流れのまとめ
スウェーデンで仕事の採用までの流れについて解説しました。
数時間のトライアルを除けば、日本とあまり大差ない内容だったと思います。
最初の書類審査を突破すれば、加速度的に採用までの確率が上がっていきます!!
自分を信じて全力でトライしてみてくださいね👍
最後にポイントをまとめておきます。
- 採用までの流れは、数時間のトライアルを除いて日本と大差はない
- 書類審査後、面接に呼ばれることが一番最も難しいステップ
- 飲食関係で仕事探しをするなら、CVを直接渡す方法がおすすめ
- 面接前に希望する時給の相場を調べておく
- 面接・トライアルの日はできる限り早い日にちで決める
- トライアルは全力でやり切る
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