この記事では、コーディネーションナンバーの申請方法を徹底解説します!!
一言でいえば、現地版のマイナンバーです。
加えて、ワーホリでスウェーデンに滞在する場合、居住許可カードとコーディネーションナンバーはあらゆる申請の核となります。
取得すれば、デメリットはありませんが、メリットはたくさんあります。
手元に早くあるに越したことはありませんが、書類が届くまでに “約1ヶ月” かかる場合もあります。
居住許可カードの受け取りが完了したら、すぐにコーディネーションナンバーを申請しましょう!

必ず取得しよう。あなたの生活が加速する。
ワーホリの人はコーディネーションナンバーを申請する

ワーホリの人は、基本的にコーディネーションナンバーを申請すると覚えておけば問題ありません!
似たような言葉で、パーソナルナンバーもあるので、筆者も最初は混乱しました。
コーディネーションナンバーとは、税務庁(Skatteverket)が管理を円滑にするため、個人に番号を割り振っている制度です。

日本のマイナンバーに近い役割。
登録のメリット

コーディネーションナンバーの申請・登録は義務ではありません。
しかし、実際はほとんどの人が登録をしており、メリットしかありません。
登録をしなければ、生活する上で不都合が多いので、必ず申請をしましょう!!

入手すれば、あなたの生活は必ず加速する。
コーディネーションナンバーを申請するためにservicekontorを訪問する

コーディネーションナンバーを申請するまでの詳細をまとめておきました。
移動方法はストックホルム中央駅から出発することを想定しています。
それでは、順に確認をしていきましょう!!
予約有無

コーディネーションナンバーを申請したい場合、訪問アポは不要です。
ただし、土日は施設がお休みですので、平日に訪問しましょう!!
必要書類

訪問前に、これらの書類を必ず準備しよう!!
ちなみに、 “申請フォーム” は現地で入手できるのでご安心ください。笑
申請時点でホテル暮らしをしていて、書類が届くまでに引っ越しの可能性がある場合、スタッフに受取方法を相談してみましょう。
申請場所
コーディネーションナンバーの管轄は税務庁(Skatteverket)ですが、servicekontor(行政機関)という場所で申請・登録をすることができます。
ストックホルム中心部に滞在予定であれば、Odenplan駅近くのservicekontorがおすすめです!
税務庁はもちろん、同じフロアにArbetsformedlingen(現地版ハローワーク)もありますよ!!
Odenplan駅から徒歩で約5分で到着します。
移動方法

servicekontorの移動方法は電車 + 徒歩が便利です!!
駅到着後、ストックホルム市立図書館の方面に歩いていくだけです。(少し下り坂)
費用

申請は無料です。
電車を利用する場合、ストックホルム中央駅の往復で料金で86 SEKです。
コーディネーションナンバーの申請方法と到着後の流れ

コーディネーションナンバーの申請方法と到着後の流れをまとめました。
早い話、必要書類を提出して、申請フォームを記入すればOKです!!
ここで1つ注意したいことがあります。
申請後、住所が変わる可能性がある場合、事前に受取方法を必ず確認しましょう。

原則、申請完了後に配送先の住所を変更することができない。
書類が届くまでの目安日数
コーディネーションナンバーの申請が完了したら、書類が自宅に郵送されるのを待つだけです。
ただし、受取日数の目安は3週間 ~ 4週間(時期により変動)と長めになる可能性があります。
ちなみに、日本のようにカードではなく、書面のみです!!
筆者の体験談

筆者がコーディネーションナンバーを申請時、スタッフから “目安は10日” と言われていました。
想定より早かったので、嬉しくなっていましたが、10日経過しても到着しません…
気になったので、税務庁にメールで問い合わせをしてみると…

現時点で、あなたにケースワーカーがついてません。
審査開始 ~ 書類の到着には、通常1ヶ月程度かかります。

え!?話と全然違うじゃん!!
時期により変動する可能性があるので、1ヶ月程度かかる可能性も想定しておきましょう!
コーディネーションナンバーの構成

さて、ここではコーディネーションナンバーの構成について、図解で解説します!!
写真のように、大きく3つの要素で構成されているんですね。

生活上では、前2桁を省略して、10桁のみを利用することが多い。
筆者の体験談
筆者の場合、申請してからちょうど1ヶ月で書類が自宅に届きました。
これで、より現地の生活を体感できると思って、ウキウキしておりました。笑
しかし、シェアメイトや職場の管理職の人にコーディネーションナンバーの話をすると…

話が通じず、みんなからは “ぽけっー ” とした顔をされました。
そして、少し間をあけて…

パーソナルナンバーのこと?
ほぼ必ず聞き返されました。笑
ヨーロッパ圏に住んでいる人達は、シェンゲン協定・EUの恩恵を受けています。
また、同僚や職場の管理者は長期滞在者の人が多く、パーソナルナンバーを保有しています。
したがって、彼らは予想以上にコーディネーションナンバーのことを把握していません!!

もし、パーソナルナンバーの話をされたら、コーディネーションナンバーと思っておけば基本的に大丈夫。

みなさん、ご存じだと思いますが、EU(欧州連合)という言葉も存在します。
ここでは、詳細は割愛しますが、シェンゲン協定とEUでは構成されている加盟国が異なります。
生活してみると、予想よりも多くの人が旅行・仕事で自由に行き来している様子を実感できます!!

スウェーデンはどちらにも加盟している。
コーディネーションナンバーのまとめ
コーディネーションナンバーを取得すれば、生活が加速します!!
申請してから受取まで1ヶ月程度かかる場合もあります。
そのため、居住許可カードを取得してから早めに申請することをおすすめします。
最後にポイントをまとめておきます!

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