あなたは最大の壁をどうやって超えますか??
スウェーデン ワーホリで避けては通れない 三大難関が存在 します。
筆者が勝手に言っているだけかもしれません……いや、他の人も言っていたような気がします!
【三大難関】
- ストックホルム都市部での部屋探し
- 仕事探し
- 銀行口座の開設
順序は違えど、部屋探しで上手くいった人もいれば、希望する部屋が見つからずに妥協した人、はたまた、部屋探しが上手くいかずに次のステップに移れない人もいるかもしれません……
部屋探しで運命の出会いが訪れなくても、仕事探しで訪れるかもしれません……
筆者の経験上、仕事探しが3つの中で1番難しいですが、運・時期・場所・採用者・わずかなタイミングの差で結果が大きく変わる可能性があります!
仕事探しには大きな労力を必要としますが、あなたの英語力・人間性・実務の能力以上に時の運が影響しているかもしれないことを念頭に置いておきましょう!!
とは言え、仕事探しをする上で最低限の事をする努力は必要になります。
この記事で仕事探しの方法を知っておきましょう。
ちなみに、筆者が仕事探しに費やした時間は約2ヶ月です!!
必要以上に落ち込まない・悲観的にならないことは大事。
スウェーデン仕事探しのノウハウ
それではさっそく仕事探しの方法を解説していきますね!!
もちろんですが、担当者からあなたの現地の電話番号に連絡が来るパターンも多いです。
SIMカードを購入して現地の電話番号を用意しておきましょう!!
仕事探しの方法自体は日本とあまり変わりません。
Webサイトからの応募あるいは、少し原始的になりますが、CV(履歴書)を直接持っていて渡す方法があります。
悩ましいことに、CV(履歴書)のフォーマットに決まりはないので、Arbetsformedlingen(現地版ハローワーク)からフォーマットをダウンロードして参考にしてみてください。
こだわりがなければ、特にCVの形式は気にしなくて大丈夫。
仕事探しの方法
ついに仕事探しをする時が来ました!!
仕事を探す場合、主に以下の方法があります。
- Facebookの日本人コミュニティで応募する
- 求人サイト・SNSで応募する
- レストランを直接訪問してCV(履歴書)を渡す
- 個人的に就職したい場所に連絡する
- 知人・友人に紹介 or 有益な情報を提供してもらう
筆者の場合、日本人のFacebookコミュニティで応募をしないというマイルールを設定していました。笑
せっかくの機会だから、ローカル市場で挑戦してみることにしたんですね😁
あなたらしい方法を自由に選択して、より良いワーホリにしましょう!!
それじゃ、具体的に部屋探しの方法を解説する。
Facebookの日本人コミュニティで応募する
スウェーデンはワーホリ協定が開始されてから、比較的に新しい国です。
そのため、日本語での情報はあまり多くありません。
唯一、全て日本語で情報交換がされているコミュニティがFacebookにあります!
【ストックホルム掲示板】
- たまに単発バイト・ベビーシッター・期間限定のお手伝いなどの募集あり
- 日本食レストランがコミュニティ内で直接募集をかけることがある
- コミュニティは駐在員・留学生・ワーホリなどで構成されている
- イベント・困りごと・現地情報なども投稿される
道を切り開き、開拓してきた大先輩たちが築いたコミュニティです。
築いた人達・築いている人達・築こうとしている人達で構成されていて、リレーのように繋がっているのは素晴らしいことですよね。
仕事探しが難しいスウェーデンで、日本人コミュニティから応募できることは感謝ですね。
ストックホルム市内にある日系レストラン3選
筆者が調べた限り、ストックホルム中心部に3店の日系レストランがあります。
募集枠に限りはありますが、挑戦させてもらえる可能性もあります。
立地は全てストックホルムのセーデルマルムという人気のエリアにあります。
Blue Light Yokohama
お座敷もある本格派日本食レストラン
MamaWolf
おにぎりや丼物の種類が豊富な日本食の定食屋
Washoku TOMO
お品書きは海鮮料理のコースのみという高級海鮮料理レストラン
求人サイト・SNSで応募する
求人サイト・SNSから応募する場合、以下のサイトが主流のようです。
各サイトの詳細と体験談を簡単にまとめました。
- Arbetsformedlingen(現地版ハローワーク)
- Glassdoor(アメリカ発 スウェーデン人がよく活用するサイト)
- Facebook(Job Facebookなどのコミュニティ)
- LinkedIn(アメリカ発 世界的なビジネス特化型SNS)
- Indeed(アメリカ発 求人情報専門)
Arbetsformedlingen(現地版ハローワーク)
ホテル滞在中に知り合ったイラン人からおすすめされました。
Arbetsformedlingenは登録なしでも、Webサイトから気軽に現地の募集を検索できるようになっています。
初心者でも使いやすいので、情報収集におすすめです。
募集内容は管理職・IT・ソフトウェア・エンジニア・Nanny・小売店の販売員・クリーニング(ホテル or 企業・家庭訪問型)・デザイナーなど…..
※飲食の案件は世界的大手チェーン or 高級ホテルに併設されているレストランのみ
高い英語力 + 過去の経験 or スウェーデン語が話せるのどちらかを満たしていなければクリーニングの案件以外は厳しそうでした。笑
【詳細】
- 現地人・移民などに限らず多くの人が利用している行政サービス
- 登録すれば、求人情報の閲覧・応募・履歴書の添削・面接練習もしてくれるみたい
- 求人案内の半分以上がスウェーデン語
- 英語力・経歴に自信がなくても応募できるクリーニングの案件もある
- レストランの募集はほぼない
利用方法などはこちらのブログで解説しています。
Glassdoor
どこまで本当かわかりませんが、Glassdoorはスウェーデン人がよく利用するそうです。
筆者が確認した時は、正直、Arbetsformedlingen(現地版ハローワーク)の求人情報とほぼ同じでした。
1度サラっと見て、判断してみればいいと思います。
【詳細】
- スウェーデン人がよく利用しているサイト
- クリーニング案件のリンク元は全てArbetsformedlingen
- 飲食の案件は世界的大手チェーン or 高級ホテルに併設されているレストラン
- 求人案内の半分以上がスウェーデン語
Facebook(Job Facebookなどのコミュニティ)
筆者もいくつかのコミュニティに参加していましたが、数週間で抜けました。笑
投稿者・求人情報は違いましたが、誘導型の詐欺案件が多かったからです…
「レストランでウェイターを募集」「クリーニングの仕事で経験は問いません」
「誰か家庭訪問型のクリーニングの仕事をやりませんか?」
全ての案件に連絡をしてみたら….
すでに応募は締め切りました。ただ、別の仕事なら紹介できます。
支払いはUSドルで在宅勤務になります。パソコンで食料品の紹介・販売促進などの営業活動をしてもらいたい。
投稿者・投稿内容は違っても、全員が同じ文章を送ってきました。笑
【詳細】
- 企業が募集要項を投稿するのではなく、個人が投稿してる場合が多い
- 誘導型の詐欺案件が多数
- 求人情報の投稿より仕事探してますの投稿が多い時がある
- 他のサイトに比べて英語での募集が多い
LinkedInアメリカ発 世界的なビジネス特化型SNSです。
ほとんどの募集が正社員でした。
ワーホリで正社員だと、本来の目的とはずれてしまう気がしますが….笑
【詳細】
- パートタイムではなく正社員の募集がほとんど
- IT・ソフトウェア・エンジニアなどの募集が多め
- たまに小売店の販売・デザイナーなどの案件
- 高い英語力・実務能力を問われる案件が多い
- クリーニング・レストランの募集はほぼない
Indeed
Indeedはアメリカ発の求人情報専門サイトです。
言語に自信がなければ使用することはないでしょう。笑
【詳細】
- 募集内容がほぼスウェーデン語
- 飲食の案件は世界的大手チェーン or 高級ホテルに併設されているレストラン
- クリーニングの案件はない
- 高い英語力・経験・スウェーデン語を問われる案件が多い
レストランに直接訪問してCV(履歴書)を渡す
この方法は個人経営 or ローカルのレストランに応募したい時におすすめです。
理由は大手チェーンやホテルに併設されているレストランを除いて、求人サイトに募集が出されていない場合が多いからです。
しかし、実際にレストランを周ってみると、スタッフ募集の貼り紙があったりします。
連絡(メール or SNS)・電話・訪問の3つの中で、訪問が1番大変ですが、顔を憶えてもらえる or 採用者に直接渡してもらえる可能性が高い方法でもあります。
ちなみに、スウェーデンでは食器・紙ナプキン・水などはセルフサービスで、飲み物・ショーウィンドウにある食べ物はレジですぐに渡されます。
カフェ、アジア系レストランでは一部を除いてウェイターのみの業務をしている人は少ないです。
そのため、ウェイターで募集できる可能性は少なく、キッチンスタッフで勝負をかけることが大事になります。笑
この作戦を決行する場合、Google Mapに “Asian restaurant” と試しに打ち込んでみてください!
【ポイント】
- CV(履歴書を作成 & 印刷)をスタッフ or 採用担当者に渡す
- レストランが混んでいない時間を選ぶ
- 募集状況に関わらず、CVを渡す
- ウェイターのみの募集が非常に少ない
- キッチンスタッフ or ホール全般(レジ・片付け・レジ横で寿司を握る)
- アジア系のレストランは多い(ストックホルム中央駅周辺 50件以上 / セーデルマルム 35件程度 / ガムラスタン 3件
個人的に就職したい場所に連絡する
企業のメールアドレス・SNSに直接連絡することも1つの方法です!!
これは聞いた話ですが…..レストランが募集をかければ50人 ~ 100人くらいの応募があるそうです。
個人的には、同じようなメールより、直接CVを手渡した人の顔を覚えます。
というより、履歴書だと写真がないパターンが多いので、顔もわかりません。笑
【ポイント】
- 企業・レストランは大抵、Facebook or インスタのアカウントがある
- メールアドレスが無効の場合が結構ある
- SNSのメッセージ機能がビジネス仕様で自動返信のみになっている場合がある
- 返信率はあまり高くない
- 連絡する場合はCV・カバーレターを添えてメールする
知人・友人に紹介 or 有益な情報を提供してもらう
間違いなく、こちらが1番確実で可能性が高い方法だと筆者は思います!
ただし、普通はスウェーデン到着後、すぐにそんな知り合いはできませんが…
【ポイント】
- 通常は入手できない募集案件を教えてもらえる
- 紹介されたら採用率が高い!!(言語力・経験に関わらず)
- 現地に知り合いがいないと提供してもらえるチャンスが非常に少ない
- 信頼関係が必要なため、情報提供してもらうには時間がかかる
実際に聞いた話
筆者がスウェーデンで実際に聞いた話です。
①「前のレストランの同僚からここのレストランを紹介されました」
②「日本語カフェで知り合った人から紹介されて面談なしで採用されました」
③「言語学習アプリで知り合った人に求人情報を教えてもらって面談・トライアル・採用の流れで働けてます」
全て実話です!!ビックリしたのは、②の人は日常会話もあまりできていませんが採用されて働いていたことです!!
そして、ちなみに③は筆者のことです。笑
ただ、ここで疑問が浮かぶはずです。
どうやって、筆者は現地で知人を作ったの?
実は、筆者も渡航時点で現地に知人・友人・コネなしでした。
これは完全に運もありましたが…スウェーデン滞在の記録をつける意味も込めて、言語学習アプリに現地の写真・様子などの投稿を1ヶ月くらい継続していました。(同時に仕事探しは1ヶ月半が経過していましたが、見つかる気配はなし….)
すると、同じくストックホルムで生活しているヨーロッパ圏のある人からフォローされました。
そこからしばらくやり取りをして、家探し・行政サービスの利用・申請・仕事探しで結構苦労していることなど、日常会話やワーホリについて話をしていると…
あ、そういえば!!今、○○でスタッフ募集してるらしいよ!?
っと教えてくれたので、急いでCVを作成・完成させたその日の夜中にメールを送ってみると……..
な、な、なんと、面談の連絡がありました!!!!
そして、最終的に働くことができるようになりました。
仕事探しの方法 徹底解説のまとめ
知らない場所で仕事探しって部屋を探す以上に大変だと思います。
基本的には言語が堪能(英語が流暢 or スウェーデン語が日常会話レベル)であり、応募する業界 or 業種の経験が求められることが多いです。
しかし、タイミングなどによって、言語が不得意でも採用されている人がいるのも事実です。
そして、筆者もそのタイミングに救われて採用されて一人です!!
大変ではありますが、やれるだけのことを地道にやっていくしかありません!!
最後にポイントをまとめます!
- タイミングの差で結果が変わることもある
- CVのフォーマットに指定はない
- 仕事を探す方法は大きく4つ(Web・SNS、日本人コミュニティ、直接訪問、知人・友人の紹介や情報提供)
- 言語・スキルに自信がない場合、応募しやすい職種は2つ(クリーニングのスタッフ or レストランのキッチンスタッフ)
- ストックホルム中心部に日系レストランは3店のみ
- できることを地道に続ける
余談
筆者は運良く、情報提供してもらえたので、仕事を見つけることができました。
きっかけは、帰国前に爪痕を残してやろうと現地の写真や思い出を言語学習アプリに投稿していたことでした。笑
たまたま、ストックホルムに滞在している人からフォローされた時、その人から自分の知らないスウェーデンのコト・楽しさ・経験談を聞けたら、より充実すると思ってやりとりをしていたら、思わぬ副産物として求人情報が手に入りました。
初めから情報入手のために、打算的にやり取りをしていたわけではありませんでした。
マッチングアプリでは出会いも多いかもしれませんが、刹那的部分が強く、有意義なつながりになる可能性は非常に低い気がします。
ただ、言語学習・ボランティア・物件の家主などとの出会いは将来的に有意義なモノになると実感しています。
筆者は渡航時点で家・仕事が見つからなければ、4ヵ月 ~ 5ヵ月を目途に帰国するつもりでした。
なぜなら、お金がもたないからです😂
でも、結局はなんとかなりました!!
筆者は途中からこんな感じで悩んだりしていました。
ホントにスウェーデンで自分が働ける場所ってあるの?
なぜなら、現地で生活をしている人に比べて英語は並以下・スウェーデン語も不可・知人・友人・コネなし・特に応募に役立ちそうなスキル・経験がなかったからです。
そんな筆者でもなんとかなりました!!!
まずは、仮に帰国することになったとしても、スウェーデンで生活していた事実を残すことができる何かを始めてみてはどうでしょうか?
もし、試してみてダメだったら、運がなかったと納得できるかもしれません。笑
スウェーデンで種をまけば、いつか収穫できるかもしれませんよ!!
最後にたまたま見つけたこんな名言を送りたいと思います。
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