これまでの記事では、スウェーデン ワーホリのあらゆる申請・登録について解説してきました。
銀行口座の開設が完了すれば、ワーホリで必要になる手続きなどは一通り落ち着くことになります。
少し落ち着いたところで、反対にコーディネーションナンバー保有者では申請・登録できないことを振り返っておきましょう。
筆者は個人的にSFI(無料のスウェーデンの語学学校)に興味がありましたが、恩恵を受けることはできませんでした。
簡単にまとめているから、知っておこう。
あなたが滞在中に申請・登録できないこと
ワーホリで滞在する場合、コーディネーションナンバーを保有することになります。
そのおかげで、スウェーデンで生活するために最低限困ることがないよう、恩恵を受けることができるようになっています。
しかし、以下のコトには申請・登録ができないようになっています。
- パーソナルナンバーの取得
- Bank IDの取得
- SWISHの登録
- スウェーデン IDカードの申請
- SFI(無料の語学学校)に入校
パーソナルナンバーの取得
コーディネーションナンバーと同じく、個人識別番号(現地版マイナンバー)のことです!
しかし、パーソナルナンバーの申請条件はスウェーデンに1年以上滞在することです。
実際、ワーホリの場合は最大滞在日数が364日で1年未満となります。
これは、ワーホリである以上、どうしようもありませんね。笑
Bank IDの取得
引用 : Bank ID Identily Platform
スウェーデンの電子版 身分証明書のことです。
Webやオンライン決済で本人確認が必要な時に利用できるシステムです。
取得には、パーソナルナンバーが必要になります。
筆者は銀行口座の開設時、スタッフから発行できると言われて気分は最高潮でした!!!
残念ながら、最終的には何度やってもエラーで利用できなかったですが…笑
筆者の口座開設の体験談はこちらの記事になります。
Swishの登録
引用 : Swish
スウェーデンで生活しているみなさんはご存じだと思いますが、完全なキャッシュレス社会です。
現地のほとんどの人がSwish or カードを提示して支払いをしています。
カード以上に現地の決済システムって憧れがありましたが、利用できなくて残念です。
こちらのシステムに登録するにはBank IDが必要になります。
スウェーデン IDカードの申請
IDカードは税務庁が発行する公的な身分証明書です。
税務庁によれば、コーディネーションナンバーでは申請は不可とのことです。
余談ですが、居住許可カードを提示すれば、Bar・クラブに入場することができます。
筆者は帰国間際まで、身分証明書としてパスポートを提示していました。笑
友達がBarの入場時に提示してOKをもらっていたので、ビックリしました。
どこかの記事で居住許可カードは公式の身分証明書ではないと読んだのですが…笑
SFI(無料のスウェーデンの語学学校)に入校
スウェーデンの各自治体にSFI(Swedish for immigrants)という、移民のために無料で通える語学学校があります。
無料でスウェーデン語が学べる学校ですが、パーソナルナンバー保有者またはEU圏・EEU圏・スイス出身の人が対象だそうです。
筆者はストックホルム滞在時に何度かお願いをしたのですが、受け付けれないとお断りされました。笑
チャンスがあるなら、学校は行ってみたかった。
あなたが滞在中に申請・登録できないことのまとめ
スウェーデンでは、パーソナルナンバー保有者しか受けられない恩恵もあります。
残念ではありますが、ワーホリの人でも最低限の恩恵は受けれるようになっていますし、現地の生活に触れながら楽しむことは十分できます!!
申請・登録などを進める中で、できないこともあると頭の片隅で覚えておきましょう。
最後にポイントをまとめておきます。
- ワーホリの人は基本的にパーソナルナンバーを取得できない
- パーソナルナンバーがなければ申請・登録できないこともある
- コーディネーションナンバーでも最低限の恩恵を受けることができる
- 居住許可カードは身分証明書としても使える
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