日本から遠く離れた北欧の地、スウェーデンにあるカフェって気になりませんか??
スウェーデンには “フィーカ” と呼ばれる “コーヒーブレイク” の習慣があります。
そのため、ストックホルム都市部にあるカフェでは、多くの人がコーヒー片手に談笑したり、くつろいでいるのを見かけます。
デザインやインテリアがおしゃれなカフェ・ショーウィンドに並ぶおいしそうなパンやスイーツ・写真映えする持ち帰り用の紙カップなどなど…
カフェの魅力はコーヒーの味だけに留まりません!!
滞在中、カフェ巡りを趣味にしていた筆者が、そんな魅力をお伝えします。

カフェ好きなあなたのために…
カフェについて興味・関心を持ったコト

カフェには、お国柄が出ます。
そして、スウェーデンでもそれは決して例外ではありません!!
筆者は、カフェ巡りをしながら上記 “6つのコトに興味・関心” を持っていました。
テラス席が大人気

スウェーデンではサマータイム(3月末ごろ ~ 10月末ごろ)の間、ほとんどのカフェやレストランでテラス席が設置されます。
すると同時に、冬眠していた人達と観光客が現れます。笑
テラス席はすぐに空きがなくなってしまうくらい大人気なんですよ!!

スウェーデンの夏は快適で心地良いので、非常に過ごしやすいです。
気温は20° 〜 28°の間で、湿気はなくカラっとしています。
そのため、冬の間にできなかった日光浴をするための条件が揃っています。

海が近いエリアでも多くのテラス席が設置されています。
仮に、日本の真夏であれば、外が暑すぎて誰もテラス席を利用したがらないと思います。笑
ですが、スウェーデンでは日差しさえ気にならなければ問題ありません!!


反対に、日陰に位置しているレストランやカフェにもテラス席があります。
強い日差しは当たりませんが、その分少し肌寒かったりします。
日当たりのいい場所に比べて、利用者が少ないことが多い印象でした。

テラス席は店内に比べてかなり開放的な時間を過ごせる。だけど、日焼け止めクリームしないと日焼けする。笑
品のあるデザイン・インテリア

ガムラスタン(旧市街)には、老舗カフェやレストランがいくつもあります。
ちなみに、このカフェなんて240年の歴史があります!!
アンティークなカフェの発見やその空間で過ごす時間はヨーロッパならではかもしれません。
外観・内観をそのままにしているカフェもあります。
当時の雰囲気や空気感に想いを馳せながら過ごすティータイムは格別ですよ!!


同じくガムラスタンにあるカフェですが、どこか品がありますよね。
また、ボードに手描きで説明されているので親近感が湧いてきます!!
朝にスタッフがボードの文字を擦って消そうとしていたのを見たことがあります。
ですが、濡れた布を持っていたので、かなり手を冷たそうにしていました。
知らないところで頑張っている人がいるということです。笑

また、地下にある洞窟のようなカフェも存在していたりします。笑
映画のワンシーンみたいですよね!

街中でも風情のあるカフェに出会うことができます。
当たり前ですが、冬の時期にテラス席で過ごす人はいません。笑

無駄な物が少なくて、スペースをうまく活用している印象を受けます。
そして、それぞれが綺麗に配置されています。
内装にはタイル・コンクリート・木造などなど…歴史を感じる瞬間もあります!!

テーブルに何気なく置いてあるインテリアもかわいいですよね。
また、温かみがある暖色で寒い時期も心がポカポカしてきそうです。

ストックホルムにあるショッピングモールの中にあったスタバですが、カプセルのような変わった形をしていました。
聞いた話ですが、スタバのデザインは専属デザイナーが出店地毎にテーマを決めて、デザインしていくようです。

ショッピングモールに斬新な発想のカフェがありました。
通路に面していて、壁がない分、圧迫感がない作りになっていました。

Tシャツにプリントされてそうなイラストが目に止まります。
同じカフェでも、キレイめとカジュアルで分かれているから楽しめます。


内装も都会的でホテルのようにキレイなカフェもあれば、レトロでかわいい雰囲気のカフェもあります。
外観は同じような造りでも、内装はここまで違うからおもしろいです!!



自然体で落ち着けるカフェもあります。
シンプルですが、すっきりとして居心地が良いカフェも多くあります。

個人的に今でも忘れられないことは、天井から無数のパンが吊り下がっていたことです。
たまに超個性的なデコレーションやカフェもあるので見逃せませんよ!!笑

カフェ巡りしながら、北欧ならではの空間を楽しんでみて欲しい。
メニューにある食べ物

北欧のカフェってオシャレなイメージがあると思います。
ですが、肝心のメニューにある食べ物はどうなっているのでしょうか。





筆者はカフェでよくこんな感じのランチを食べていました。
おそらく、ほとんど同じ食べ物だと思ったかもしれませんが、その通りです。笑
一部、メニューが豊富なカフェもありますが、基本的にはサンドイッチ類・菓子パンのみです。
また、コーヒー以外のメニューがほとんどなくて、レジ横にクッキーしかないカフェもあります。笑



デザート類は比較的おいしい気がします。
海外でよくある甘すぎるデザートではなく、適度に甘さが抑えられて口当たりが良いです。
コーヒーとの相性も良くて、クセになりますよ。

ちなみに、シナモンロールはスウェーデンが発祥地だと知っていましたか??
多くのカフェで定番メニューにもなっています!!
スーパーで販売されている物もおいしいですが、カフェやベーカリーなどで販売されている本格的なシナモンロールはパン生地や味付けが段違いですよ!!
帰国するまでに必ず1つは食べてください。

多少は違えど、メニューは似たり寄ったり。
コーヒー豆の種類

自宅で少しでもカフェ気分を味わいたいなら、コーヒー豆は欠かせません!!
筆者は現地でコーヒーミルを購入して、部屋で挽きたてコーヒーを毎日楽しんでおりました!!
常に、焙煎日が新しく、新鮮で良い香りがするコーヒー豆を置いているカフェにアンテナを張り巡らせていました。







なんとなく想像できることかもしれませんが、スウェーデン国内にはコーヒー農園がないため、コーヒー豆は全て輸入しています。
写真は実際にカフェで購入したことがあるコーヒー豆ですが、日本で見かけたこともある産地の豆が多くあります。
しかし、パッケージはだいぶ異なりますので、そこはお国柄が出るのかもしれません。
ケーキと焼き菓子

自宅で少し豪華にフィーカを楽しみたい時は、ケーキや焼き菓子のお持ち帰りをしていました。
かわいらしいケーキや焼き菓子などがたくさんショーウィンドウに並んでいるので、どれにするか迷うほどです!!



なんとなく品を感じるところが北欧なのかもしれません。
毎回、カフェでフィーカやランチをすれば結構な出費になります。
時には自分の欲望を抑えて、お持ち帰りにしてみてはどうでしょうか。
コーヒーカップのデザイン

ケーキや焼き菓子だけではなく、コーヒーをお持ち帰りすることもできます。
コーヒー文化ですから、お持ち帰りだけの人もよく見かけます。
おいしいコーヒーはもちろん、紙カップのデザインがオシャレで楽しみだったりします。






予想以上にデザイン性が高いカップがあったり、オシャレなカップがあったりします。
コーヒーに加えて、デザインまで楽しめるところが嬉しくて素晴らしいですよね。
お持ち帰りでさえも、日常に少し特別感がプラスされるところが嬉しいポイントです!!

視点を変えれば、海外だと楽しめることが多くあるぜ!
気になったアイデア

個人的にぜひ、日本でも導入して欲しいと思ったアイデアがありました。
スウェーデンでは、一部レストランを除いて、セルフサービスを積極的に取り入れています。
写真のように、環境整備をしておいて、お客さんにセルフで利用してもらうシステムになっています。
食べ終わった後に、食器をトレイにまとめて戻せるエリアもありました。
少し協力するだけで、ホールスタッフがいなくても回っていく体制が構築できると感じました。
あなたが知りたいストックホルムのカフェのコトのまとめ

スウェーデンのカフェでは持ち帰りだけでも十分に楽しむことができます!!
特に持ち帰り用のコーヒーカップではオシャレで個性的なデザインだったりすると妙に嬉しくなって、特別な時間を過ごしている気分にさえなってきます。笑
日常に彩りを加えてくれるデザインの力って予想以上に大きいのかもしれません。
カフェで過ごすことだけが、楽しみの全てではないことを頭の片隅にでも覚えておいてもらえたら嬉しいです!!
1つでも多くのカフェを巡って、デザート・焼き菓子・コーヒー豆・カップのデザインを比べて楽しんでみてください。
仮に、あなたがスウェーデンにワーホリ目的で滞在するなら、やりたいことリストの1つにカフェ巡りを組み込むことをおすすめします!!
ストックホルム市内で50以上のカフェを巡った筆者が厳選した、9つのカフェを紹介した記事はこちらになりますので、併せて読んでみてください!
コメント