納税通知書のことをスウェーデン語でA-skattsedelと言います。
この通知書は税務庁に納税者として登録されたことを証明する書類になります。
雇用証明書の入手後、すぐに税務庁に登録をして、同じく書類を入手しましょう!!
【2つのミッション】
- 職場から雇用証明書を発行してもらう
- 税務庁でA-skattsedelに登録する
銀行口座を開設するために欠かせない重要な書類になります。
この書類を入手できれば、ついに銀行口座の開設ができるようになりますよ!!!
この記事では、A-skattsedelの登録・入手するまでの流れを解説します。
A-skattsedelの登録方法などを日本語で解説したブログを発見できなかったので、これが初かもしれません!!笑
さあ、最後の仕上げにかかろう。
A-skattsedelを入手するまでの流れ
改めて、ここまでの過程を振り返ってみよう!!
この書類を入手できれば、銀行口座を開設するために必要な書類は全て揃うことになります。
雇用証明書がない場合、税務庁に登録してA-skattsedelを郵送してもらうことはできません。
入手できていれば、”3″に進むことができます。
- がんばって、ついに”仕事”を手に入れた!
- 雇用証明書を入手した!!
- 税務庁に納税者として登録する
- 税務庁からA-skattsedel(納税通知書)が郵送される
A-skattsedelについて知っておく
申請前に簡単な詳細と登録の必要性を説明しておきます。
どうやら、スウェーデンでは所得税の支払いを3つに分類しているようです。
- A税(給与収入がある人) = A-skatt
- F税(個人事業主) = F-skatt
- FA税(個人事業主 & 給与収入がある人) = FA-skatt
ワーホリの人はたいていA税に分類されることになると思います。
郵送される書類には、 “Preliminar A-skatt(A-skattsedel)” と記載されています。
つまり、税務庁が「あなたは給与収入があるので、A税の対象者として登録しました」と書面で正式に通知したということですね!
筆者はA-skattsedelの存在を知る前、こう思っていました。
コーディネーションナンバーがあれば、納税者登録も完了してるんじゃないの?
管轄は同じ税務庁ですが、登録は個別にする必要があります。
仕事が決まる前に税分類の振り分けができないため、決まった段階でこちらから情報提供が必要になるということですね。
コーディネーションナンバーの登録だけでは不十分だと認識しておきましょう。
登録するための必要書類
登録する前に必要書類を確認しましょう。
税務庁を直接訪問する場合は全ての書類を持参しましょう。
e-serviceの場合はスマホで撮影した写真を提出すればOK!!
- 居住許可カード
- パスポート
- コーディネーションナンバー
- 大使館からの通知文(労働許可証)
- 雇用証明書
登録する方法
では、A-skattsedelを入手するための登録方法について解説をしていきますね!
3つの中から好きな方法で登録できます。
ちなみに筆者のおすすめは”3″です!!
- 税務庁に電話する
- 税務庁を直接訪問する
- 税務庁の公式ウェブページからe-serviceを利用する
税務庁に電話する
銀行の人にスウェーデンで口座開設するなら、A-skattsedelが必須と言われました。
そして、書類の郵送は電話でお願いする必要があるとも言われました…
ただ、行政機関に簡単に電話がつながるとは思えません。笑
こちらの方法は周りにいなかったため、おそらく何かしらの方法で本人確認をすると予想!!
税務庁(Skatteverket)の電話番号はこちらになります → 0771-567-567
※営業時間 月 ~ 金(8:00 ~ 16:00)
税務庁を直接訪問する
最寄りに税務庁があれば、手っ取り早いかもしれません!
個人的におすすめはOdenplan駅の近くにあるServicecenterです。
Servicecenterには税務庁および現地版ハローワークもある利便性の高い施設です。
こちらで、コーディネーションナンバーを申請した人は要領を得ていると思いますが、 “A-skattsedel” を入手したいと伝えましょう。
税務庁の公式Webサイトからe-serviceを利用する
個人的におすすめする方法です。
筆者は税務庁のWebサイトを調べていたら、たまたま発見しました。笑
登録手順は以下になります。
- 税務庁の公式Webサイトにアクセス
- “Anmälan om preliminär A-skatt(黄色のボタン)”をクリック
- ワンタイムパスワードを受信できるe-mailを入力
- 送信されたパスワードを入力
- 個人情報の入力と必要書類の写真を添付
- 送信後に”PDFとしてSave”をクリックして保存
- 税務庁が確認後、登録した住所宛に書類が郵送される
税務庁の公式Webサイトにアクセス
まずは、公式Webサイトにアクセスしましょう。
Anmälan om preliminär A-skattをクリック
画面にある黄色のボタン(Anmälan om preliminär A-skatt)をクリックしましょう。
ワンタイムパスワードを受信できるe-mailを入力
使いやすいメールアドレスを入力しましょう。
送信されたパスワードを入力
パスワードを入力後、申請フォームに移動できます。
個人情報の入力と必要書類の写真を添付
申請フォームに移動後、画面に沿って、個人情報・郵送可能な住所・勤務先の情報の入力をします。
そして、必要書類の写真(スマホで撮影)を添付すればOK!
送信後に”PDFとしてSave”をクリックして保存する
PDFとしてSaveをクリックして、”Receipt-of-submission number” を確認できるようにしておきましょう。
仮に、問い合わせをする場合、上記のnumberが必要になります。
税務庁が確認後、登録した住所宛に書類が郵送される
筆者がe-serviceを利用して、書類の受取までにかかった時間は約2週間でした!
同僚が税務庁を直接訪問して申請していましたが、同じく約2週間だったようです!
時期などにより、目安日数は変動する可能性がある。
A-skattsedelを入手するまでのまとめ
この書類が届くまで少し時間はかかりますが、入手できれば、ついに銀行口座を開設する準備が整うわけです!!
ここまで苦労した人も多いと思いますが、あと少しですよ👍
最後にポイントをまとめておきます!!
- 雇用証明書を入手したら登録を始める
- A-skattsedelは納税通知書のこと
- 銀行口座を開設するために必要な書類
- 税務庁で登録をする必要がある
- 登録方法は直接訪問 or Webサイトがおすすめ
- 郵送までの目安は時期により変動する
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