この記事を読んでいるあなたは、スウェーデンで仕事を手に入れたのかもしれません。
改めて、「本当におめでとうございます!」と言わせてください。笑
さて、少し慌ただしいですが、仕事が決まったらすぐにやるべきことが2つあります。
それは、雇用証明書と納税通知書(A-skattsedel)を入手することです!!

なんだか難しそう…笑

正直、めっちゃ簡単だよ!!
この2つは銀行口座を開設する上で重要な書類となります。
これらの書類を入手できれば、ついに念願の銀行口座を開設することができるようになりますよ!!
この記事では、2つの書類の入手方法を解説します。
雇用主に雇用証明書を発行してもらう

名称はいくつかありますが、certificate of employmentを雇用証明書と訳しておきます!!
この書類は、簡単に言ってしまえば、 “労働者が企業に雇用されていることを証明する書類” です。
雇い主 or 担当者にお願いすれば、数日で発行してもらえると思います。
筆者含めて、おそらくかなり簡易的な書面が渡されると思いますが、それでも銀行で口座開設することができるので安心してください。笑

最低限、これらの情報が含まれていることを確認しておきましょう!
発行してもらうまでに一苦労(体験談)
筆者の場合、雇用証明書を発行してもらうまでに一苦労しました。笑
発行がめんどうだったのか、忘れられていたのか理由はわかりませんが…
実際の流れはこんな感じでした。

雇用証明書が欲しいんですが、発行してもらえませんか?

君はトライアルを含めてまだ3日だよね?うーん。確認しておくよ。
それから3日過ぎても特に進展はなく、顔を合わせる機会もありませんでした。
すぐに発行されなくて困っている場合は、理由を添えて催促してみましょう!!
もしかしたら、雇用主が雇用証明書の必要性を理解していない可能性があります。

ワーホリの人たちは少数派。銀行口座の開設で雇用主がその書類を必須だと知らないパターンは結構ある!!
税務庁に納税通知書(A-skattsedel)の申請をする

次に、納税通知書(A-skattsedel)の申請方法を解説します。
この通知書は、 “税務庁に納税者として登録されたことを証明する書類” になります。
また、念願の銀行口座の開設と確定申告をする際に、必要となる書類でもあります。
税金に関することですから、管轄は税務庁(Skatteverket)になります。
仕事が決まった後、個人的に申請する必要があるため、忘れないようにしましょう!
納税者は3つに分類される

スウェーデンでは、納税者を3つに分類しています。
ワーホリでは、現地で仕事を見つけて働くことが多いため、大抵の人はA税(A-skatt)に分類されます。
仕事が決まった後、税務庁に申請をすることで納税者として登録されます。
その後、郵送される書類を現地語でA-skattsedel(A-納税通知書)と呼びます。
その書類は「あなたをA税に登録しました。」という正式な通知文になります。

じゃあ、レストランとかで働いてる場合はA税だよね?

そうだね。個人事業主じゃなければ、A税になるよ!
必要書類

税務庁にA-skattsedelの申請をする場合、必要書類は上記になります。
後述する申請方法に合わせて、書類を用意しておきましょう。
申請方法

では、A-skattsedelの申請方法を解説します!
方法は以下の3つになりますが、筆者のおすすめは “① e-service” です。

ちなみに、A-skattsedelは紙一枚に最低限の情報が記載されているだけです。笑
記載されていることがほとんどないため、開けてからビックリするかもしれません!
① 公式Webサイトのe-serviceを利用する
3つの中で一番おすすめする方法です。
理由は、自分のタイミングで楽に申請できるからです!!
申請が完了するまでの手順を解説していきます。
公式Webサイトにアクセス

まずは、税務庁(Skatteverket)の公式Webサイトを開きましょう。
その後、画面に表示されている “黄色いボタン(Inloggning)” をクリックします。
ワンタイムパスワードを受信できるe-mailを入力

受信可能なメールアドレスを入力して、 “Order code” をクリックすればワンタイムパスワードが送信されます。
そして、パスワードを入力すれば申請フォームに移動できるようになっています。
個人情報の入力と必要書類を添付
申請フォームに移動後、画面に沿って、個人情報・郵送可能な住所・勤務先の入力をします。
そして、必要書類の写真(スマホで撮影)を添付すればOK!
送信後にPDFとして保存
送信完了後、PDFとしてSaveできるようになっています。
仮に、問い合わせをする場合、”Receipt-of-submission number” が必要になりますから、控えておきましょう。
登録先の住所に書類が郵送される
筆者がe-serviceを利用して、書類の受け取りまでにかかった日数は約2週間でした!
同僚は税務庁を直接訪問して申請していましたが、同じく約2週間だったようです!

時期などにより、目安日数は変動する可能性があるよ!
② 直接訪問する
最寄りに税務庁があれば、手っ取り早いかもしれません!
個人的なおすすめは、Odenplan駅の近くにあるServicecenterです。
こちらで、コーディネーションナンバーを申請した人は要領を得ていると思いますが、 “A-skattsedel” を申請したいと伝えましょう。

忘れずに必要書類を持参しよう!
③ 電話する
銀行のスタッフから電話で申請できると教えてもらいました。
本人確認の方法や電話の繋がりやすさも不明です…
行政機関ですから、簡単に電話が繋がるとは思えません。笑
念のため、税務庁(Skatteverket)の電話番号を載せておきます。 → 0771-567-567
※営業時間 月 ~ 金(8:00 ~ 16:00)
仕事が決まったらすぐにやるべき2つのことのまとめ
仕事が決まったら、すぐにやるべきことは “雇用証明書” と “A-skattsedel” を入手することです。
A-skattsedelは状況により、受け取りまでの日数が伸びる可能性もありますので、早い段階で申請することがおすすめです。
この書類関係を終えたら、ついに念願の銀行口座を開設する準備が整います!!
ここまでの道のりで苦労した人も多いと思いますが、あと少しですよ👍
最後にポイントをまとめておきます!!

銀行口座の開設をする準備が整った人は、どの銀行を選ぶのか検討していきましょう!
こちらの記事で銀行口座の開設方法を徹底解説していますから、ぜひ併せて読んでみてください!
コメント