スウェーデンの首都 ストックホルムに “360度で書架を見渡すことができる市立図書館” があります。
綺麗に散りばめられた本がライトアップされており、宝石のように光り輝いています。
また、この図書館は北欧モダニズム建築への架け橋となった作品とまで言われているんです!!
市立図書館が作品とまで称されるってなんだか夢がありますよね。
実は、筆者のワーホリ生活がスタートしてから一番初めに訪れた観光スポットがこの図書館でした!
そんなこともあって、少し思い出深い場所でもあります。
今回は、そんな魅力と思いが詰まったストックホルム市立図書館をご紹介します!!

図書館が好きじゃなくても、巡りたくなる。
北欧モダニズム建築への架け橋となった作品

北欧デザインの魅力の一つに、機能性とデザイン性の調和があるとされています。
これは、建築に限らず、家具・食器・インテリアなどにも言えることです。
また、街中を散策していても、シンプルですが見ていて心地良い感じがします。
試行錯誤した末に辿り着いた結果が、シンプルだったのかもしれませんね!!
ストックホルム市立図書館を観光

こちらがストックホルム市立図書館の外観です。
パっと見たところ、何の建物かわからないのが正直なところです。笑
単色でシンプルな形ですから、内部とのデザインに少しギャップがあったことも事実です…
宝石のように光り輝く360度の書架は圧巻

市立図書館であるため、もちろん入場料は必要ありません。
入口から少し歩ければ、360度の書架があるスペースに到着します。

設備や備品には現代っぽさを感じますが、建物自体(フロア・壁・書架など)にはアンティークっぽさを感じます。
そして、視界に入る物が少なくて整理されている印象を受けます。


各所に階段が設置されていて、書架がある1階 〜 3階まで自由に行き来できるようになっています。
並んでいる本を手に取って、間近で見てみてください。
ハリーポッターに出てきそうな本が並んでいたりするので、面白かったりしますよ!!


最上階の3階まで上がってみました。
高さにして6メートル弱ありますから、上からフロアを見下ろすと思ったよりも高さを感じます。
また、書架を含むフロア全体を見渡すことができますから観光気分で楽しくなってきます。
実際、利用者だけではなく、この図書館を見学しようと観光者の人も一定数います。

3階の真正面から撮影した1枚ですが、カラフルな本が綺麗に並んでいますよね!
これが360度に光り輝いているわけですから、まるで宝石のようです。
北欧のデザイン・空間・機能性に触れられる素晴らしい図書館です。
生活に物や情報が溢れて疲れ気味な現代、整理されたシンプルな空間が必要とされているのかもしれません…
自身でそんな空間の確保が難しければ、シンプル空間に足を運んで心を落ち着けましょう。

北欧の世界観を体験しよう。
ストックホルム市立図書館の詳細
残念なことに2025年4月11日現在、改修工事のため臨時休館しています。
ストックホルム市立図書館の公式サイトによれば、工事完了は2027年の秋を予定しているそうです…
用途 | 公共図書館 |
設計者 | グンナール・アスプルンド |
着工 | 1920年 |
竣工 | 1928年 |
入館料 | 無料 |
最寄り駅(地下鉄) | Odenplan or Radmansgatan |
最寄り駅(バス) | Stadsbiblioteket |
図書館自体に興味がない人でも、北欧デザイン・空間・機能性に触れることができるので、訪れてみて損はないと思います。
ストックホルム中央駅から電車でたったの約15分ですから、気軽に訪れることができますよ!!
言葉だけでは説明できない魅力がたくさんありますから、ぜひ足を運んでみてください。
ちなみに、ストックホルム市内の公共交通機関を利用する場合、 “SLカード“ が非常に便利です。
SLカード(現地版Suica)の購入方法と使い方はこちらの記事で徹底解説していますので、併せて読んでみてください!!
同じく、スウェーデンの北極圏で360度の景色を楽しめる場所があるので、紹介しておきます。
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